阿部浩之会長の写真コラム

漂泊気分だったあの頃

芭蕉に放哉、そして極め付けは山頭火に憧れたあの頃。 「雨ふるふるさとははだしであるく」 彼のこの句に近づこうとひたすら歩いた日々。 雨の中、雪の降る土地を、寒さに震えながら。 筆を持つのでなくカメラを ...

心象風景

写真を学び始めたのが今から半世紀前。当時日本写真専門学校(角田蒼児校長)に在籍した学生にとって、毎週一本ずつ出される課題が何よりの苦行であり、課題のテーマを上手く写真に表現できず、街を彷徨い、図書館に ...

余寒

予感、余寒、四巻。思い出すのはこの3つ。 いやもう一つ「夜寒」。 この「余寒」は立春を過ぎた今頃の季節を指すようだ。 男鹿半島の突端。何もない。 この2点は秋田県を訪れた時の写真。 撮ってみたが彩度が ...

Vespa 愛

下の写真は冬のナポリ市街地で見つけたベスパ。ほぼフル装備で、レッグカバーを備えている。一昔前のバイク親父はみな取り付けていた。エンジンの余熱を足元に届けてくれる。これならライダーは寒さも気にならない。 ...

美馬市の地域通貨

徳島県美馬市は人口27000人。吉野川の中流域に広大なエリアを抱える。住民は買い物など徳島市街地に出るより、高松に向かう。徳島自動車道も通り4県の中央に位置するため県境をあまり意識しない。。その美馬市 ...

メシア

この強欲なエネルギー満ち溢れる世界に、いつメシア(救世主)は現れるのだろう。 あなたは「天上界」の存在を認めていますか? 科学万能で「神」など感じない・信じない派ですか? 「我こそ救世主」と名乗る方も ...

ソドムとゴモラ

表題は旧約聖書に描かれるホモ・セクシュアルな世界を描いた物語。読んだわけではないが、性風俗の乱れたこの国は、神からの天罰で滅ぼされたという。 聖書が現代のLGBTの行く末を予言しているとすれば、恐ろし ...

父の遺言

気持ちはカタチに残さねば後代に伝わらない。 言葉にするより一幅の「書」にして、少し照れながら息子である私に授けてくれた亡き父。 ありがとうの一言を、きちんと伝えることが出来ただろうか。

Zero Emission

欧州はCO2削減に向け先頭を走っているが、ここへきて原発を再稼働しようとしている。 呆れて笑い話にもならない。ドイツでは電気料金が今の65%増になると発表されて国民は怒り心頭。中東の国々も政策的に石油 ...

日本の壁シリーズ

京丹後市間人(たいざ)の民家の外壁。冷たい潮風に耐えて建つ。 無限に採れる杉材。コールタールを塗って腐食・風化を防ぐ知恵。 今また安価で手軽な外壁材が見直されているが、風情は失われていく。それは耐震対 ...

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