阿部浩之会長の写真コラム

レリーフ壁

シチリアのカルタジローネの街で見かけたレリーフ壁。かつての戦いの歴史を称賛するかのように描かれている。古代ローマ時代の出来事なのだろう。 どこへ行ってもヨーロッパには戦乱の歴史が深く刻まれている。我々 ...

春を迎えるMy Vespa.

ここは鮎喰川の河川敷。かつてこの場所に潜水橋があった。 徳島新聞によれば正式名称は「浜高房橋」。 通称「こんにゃく橋」と言われ地元から愛された。 幅は1mしかなく人と自転車、バイク専用道だったわけだ。 ...

能登輪島

真冬の輪島での街頭スナップです。撮影は1976年。 いまこの街角はどう変貌しているか。 相変わらず朝市で賑わっているだろうか。 人口減は地方を直撃している。 いつか日本の風景は、V.R.の中に閉じ込め ...

石見銀山

ちょうどあの頃、山頭火の詩(自由律俳句) 「雨ふるふるさとははだしであるく」 を詠みあげた心(句意)を図りかねていた。いまから半世紀前のことだ。豪商の家に生まれ何不自由のない暮らしから一転してどん底に ...

僕の壁紙

PCのデスクトップ用に使うお気に入りの画像を順に並べてみました。 (本日現在、デスクトップは3ページ構成) 自作の単色画像。紫と濃い藍色 セビリアで見かけた民家の壁 そして3ページ目はウクライナの国旗 ...

サングリア

6月のバルセロナ。この日も戸外の気温は42°を超えていた。 歩き疲れて食欲はなかったが、ちょうどランチタイム。街角のバルに入る。 なんでも良かった。喉の渇きを潤すものはないかと周囲を見渡すと、みんな同 ...

「判断」

欧米人と比べて日本人は苦手とするこの言葉。決断をし、速やかに行動を起こすことがワンセットになっているからだろう。 禅では「判断」しないことを是とする。調べてみると、よく似た言葉に「両忘」とある。白か黒 ...

続編・世界の壁

壁シリーズが続きます。 今回はメルボルンで写したカット。街を歩いていると、その建物の壁に刻まれた歴史に興味が湧いてくる。この建物の壁も3度塗り替えられている。現在は素敵なカフェになっているが、建物の裏 ...

神戸・芦屋

かつて在籍した写真学校の話。そこでは2年間毎月テーマを与えられ、苦しみの2年間を過ごした。 「神戸」という課題が出た。神戸をあなたはどう感じるか。 そのころの僕は(神戸人はハイカラさんで特別な暮らしを ...

画家 近藤孝二さん(2)

以前にこのコラムで作品をご紹介したが、数少ない氏の写真が見つかった。ここに掲載します。 氏とは長年月の交流で、どれほどの芸術論を戦わせたことか、懐かしく思う。すべてに厳しい人であったが、彼は絵画の中に ...

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