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ことばあそび(2)
この句は、結婚する二人へ送る「皮肉」になるかもしれない。 二人はなかよく手を携え「同じ道を歩んでいく」というのは幻想。そう言いたかったのはわかるが、なんと意地悪な言い回しだ。この言葉遊びは20年ほど前 ...
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ことばあそび(1)
描画ソフトを使ってマウスで描いたたどたどしい文字だが、少しお付き合いください。 カテゴリーはなんでもいい。浮かんだキーワードを軸に、詩それとも、短歌なのか、自由律俳句?にしてみました。 言葉をギリギリ ...
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ShortStory "使い道のない時間"
列車から降り立つと、彼は得もいわれぬ開放感を感じる。 この写真は記憶ではJR東海本線の関ヶ原辺り (こんな時間に駅に降り立つのは久しぶりだ) ここを起点に大阪までふたりでヒッチハイクした遠いあの頃を思 ...
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田中慎弥著「共喰い」
だいぶ周回遅れだが、いまさら彼の芥川賞受賞作を読んだ。 その新鮮な文体はどこからきたのだろうか。ストーリーを読ませると言うより、日本語の使い方、配置、それらに流れる耽美的な世界が現れてくる。谷崎潤一郎 ...
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懐かしの愛車(3)
イージークラッチという聞きなれないトランスミッションを装備したこの車、活発に走るには多少使いこなしの技が必要だった。ポルシェのイージー・クラッチに乗っているつもりで操れば気分は最高。ハッチバック好きの ...
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父の愛機(5)
リンホフ・スーパーテヒニカ。これは伝説のカメラ。大型カメラでありながら距離計連動機構を持っている。ただし、いちいちレンズ交換のたびに、レンズごとの連動カムを入れ替えねばならない。ファインダーのパララッ ...
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父の愛機(4)
この”ローライフレックス”もよく使い込まれている。これが父の一番長く付き合ったメイン機なのかもしれない。これをマミヤ製作所が真似て作った”マミヤコード”も確かあったはずだが、どうも遺品の中には見当たら ...
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ショパンコンクール2021
ショパンコンクールで日本人が2位に輝いた。ピアニスト反田恭平。2021年のことだ。コンペ・ファイナル決勝は45分間オーケストラとの協奏曲演奏が審査なのだから、素人にはとても理解を超えるハイレベルな緊張 ...
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黒尾 誠著「腎臓が寿命を決める」
この本の著者黒尾先生は老化抑制遺伝子「クロトー」(1997年日本人研究者が発見)の重要性を説明している。この本に盛り込まれる教えは偉大だ。先の畝山先生の食品添加物の現状と安全性の話は重要だが、食品添加 ...
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父の愛機(3)
買いたくても当時は高価で手が届かなかった"SUPER IKONTA"。 このカメラはようやく手が届く価格になるまでに75年を要した。つまり父は最近になってようやく手に入れたカメラだ。当人の愛機というに ...