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父の遺言2
晩年の父は、かわいい孫娘(僕の娘)にこんな書を贈っていた。 里の父は大戦中、「書」で命拾いをした体験から几帳面の鑑であった。 弓道もたしなみ静かな余生を送った。いま自分はその生き方を知らず知らず真似よ ...
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エリーチェの壁
シチリア島のエリーチェの旧市街地をしばらく歩く。この島の歴史は紀元前から始まる奪い合いの歴史と言ってもよい。ギリシャ時代からローマ帝国占領時代。そしてマフィアが勢力を誇った時代まで続く。 ここへはシチ ...
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「叫び」
ムンクの代表作「叫び」は、ここオスロ国立美術館に所蔵展示されている。 同作で現存するのは5点。サザビーズの落札価格は史上最高額1億9900万ドル。 ムンクの祖国ノルウェイは国民幸福度上位にあるが、同時 ...
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ルノー・アルピーヌ
下の写真は今の時代にはあり得ないほどの高額な値段の付いたヴィンテージ・ルノーです。 欧州は2035年にガソリン車が販売禁止になるという。それは自殺行為だ。欧州全体がメーカーに対して「内燃機関を作るな」 ...
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愛車"シルクロード"
1981年、HONDAから”トレッキング・バイク”という新しいジャンルが誕生した。オフロードバイクをオンロード主体の仕様に改め、荷台を追加したもの。今ならスクランブラーのカテゴリーに入れてもいいだろう ...
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レリーフ壁
シチリアのカルタジローネの街で見かけたレリーフ壁。かつての戦いの歴史を称賛するかのように描かれている。古代ローマ時代の出来事なのだろう。 どこへ行ってもヨーロッパには戦乱の歴史が深く刻まれている。我々 ...
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春を迎えるMy Vespa.
ここは鮎喰川の河川敷。かつてこの場所に潜水橋があった。 徳島新聞によれば正式名称は「浜高房橋」。 通称「こんにゃく橋」と言われ地元から愛された。 幅は1mしかなく人と自転車、バイク専用道だったわけだ。 ...
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能登輪島
真冬の輪島での街頭スナップです。撮影は1976年。 いまこの街角はどう変貌しているか。 相変わらず朝市で賑わっているだろうか。 人口減は地方を直撃している。 いつか日本の風景は、V.R.の中に閉じ込め ...
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石見銀山
ちょうどあの頃、山頭火の詩(自由律俳句) 「雨ふるふるさとははだしであるく」 を詠みあげた心(句意)を図りかねていた。いまから半世紀前のことだ。豪商の家に生まれ何不自由のない暮らしから一転してどん底に ...
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僕の壁紙
PCのデスクトップ用に使うお気に入りの画像を順に並べてみました。 (本日現在、デスクトップは3ページ構成) 自作の単色画像。紫と濃い藍色 セビリアで見かけた民家の壁 そして3ページ目はウクライナの国旗 ...