もう7〜8年前だろうか。自宅のケヤキにハシボソカラスが巣を作った。こちらとしては許し難いこと。意を決して高圧水攻撃で巣を破壊した。その時以来僕の姿を見かけると、カラスの態度も鳴き声も変わった。奴らは敵意丸出しだが、最近その関係が変わった。互いに許す気持ちが湧いてきたのだろうか。そこで彼らに名前を付けた。巣を作った張本人を「ジョイナス」。体の少し大きなもう一羽を「マルコ」とした。彼らの物語を書いているがそれはまた別項で。
カラス族はチームで活動する。意志伝達は鳴き声の変化で示す。彼らは町内のゴミ出し日を知っている。間違えることはない。憎い敵には空から糞撒き散らし爆撃を仕掛けてくる。戦闘的で手強い。縄張り意識も支配力も最強だ。