「僕が殺した人と僕を殺した人」(2)

1980年代を生きる台湾人の少年時代を映し出した秀作小説。前回に続いてお知らせします。作者の東山彰良氏は直木賞作家で、この作品は小田作之助賞を受賞した。登場する少年4人の、やり場のないすさまじいエネルギーに圧倒された。ブレイキン、ポップアート、殺人、ホモセクシュアルとなんでも現れる。作者の幅に驚かされた。

僕が何度生まれ変わっても書けない次元のエンタメ小説です。

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