新潟大学人文学部では長く「人間学」の研究実績がある。なかでも注目は「観相学」の先生がいらっしゃること。肖像写真を扱う我々にはとても興味深い。
僕も人様の顔を見つめで50年。なにがしかのテーマを、例えば肖像写真ライティング技術などは一定の方法論を見出したといえる。具体的にここで顧客の人相を分類するなど僭越であるが、なぜ長年月を経ると人様の顔は外形が変わり、歪みを加えて、その個性が際立っていくのか。不思議なことでもある。
それをいかにカバーし、どう強調するかがライティング技法。観相学と相通じるものがある。
以下に添付したのは吉野敏明先生のYouTubeチャンネル「顔相学」。「ライティング技法」とは関係ないが、人の顔はどう作られていくかの明快な結論を展開しており、大変興味深い。