物質・言葉・心の世界

この宇宙を三つに分ける。①すべての物質世界 ➁情報・交信という言葉の世界 ➂内心の世界

このバランスが大切で、現代は➁に偏っている。そう語るのは養老孟司氏のプレジデント・オンライン記事上でのこと。(若干、自分なりの補足を加えました)。

ところが、これでは何かが欠けていて不安定に感じた。さらに考えてみた。

そこで得た自分の答えは、四番目に上記の①➁➂を包含(超越)した「意識の世界」を加えること。内心とは違う。人知を超えた宇宙の意志のようなものがあるかもしれない。これは宗教界が扱う領域だが、アインシュタインかホーキング博士に尋ねてみたかった。

古い写真ストックから、未だに意味不明の写真が出てくる。これはどこで撮られたのだろう。撮り手の意識が飛んでしまっている。

宇宙を飛び交う「意識」を識者は「ワンネス」というかもしれない。仏教でいう「地水火風空」をつかさどる「識」かもしれない。

いきなり卑近な例だが、(自分はなんて不幸なのだろう)、(アイツは嫌な奴だ)、そんなふうに自らが否定的なエネルギーを発すると、必ず相手に届く。相手を傷つけることにもなりかねない。米国の意識は「ロシアは悪者だ。絶対許さない」だろう。だから戦争はいつまでも終わらない。

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