イギリスの作家ジョージ・オーウェルの著作。刊行は1945.8.17とある。
「ある農園の動物たちが劣悪な農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとするが、指導者の豚が独裁者と化し、恐怖政治へ変貌していく過程を描く。スペイン内戦に自ら参加した体験を持つオーウェルが、人間を豚や馬などの動物に見立てることで20世紀前半に台頭した全体主義やスターリン主義への痛烈な批判を寓話的に描いた物語である」(以上の記述はWIKIより転載しました)
百田尚樹氏の「カエルの楽園は」この小説が下敷きになっているのでしょう。
現実世界でも今まさに、同様の動きがみられる。全体主義国家CIHINAを前に香港、東南アジア諸国が圧力を受け、はね返そうともがいている。民主主義は最善とは言えない。しかし、ベターな選択ではないだろうか。世界平和、共生社会などと崇高な理念を掲げることは立派なことだが、我々はもっとリアリスト(現実主義者)の立ち位置を確保せねばならない。
「保守」的立場を「左翼」が目の敵にするが、いつも両者の論点はズレている。国家主義、国益第一主義のことを保守というのであって、終身主席の君臨する国、全体主義国家を理想に掲げる政党は恐ろしい。
どんな政党名を付けようと、我々は騙されない。