青に反応する

オーラソーマ(※1)ヒーリングの世界をご存じですか?その効用を述べると字数がとんでもなく長くなるので(参照ページ→https://artbeing.com/aura-soma/quickguide/index.html)、ここは割愛しますが、109本のカラーボトルから好きな3本をチョイスし、そこに立ち会ったヒーラーが選んだ本人の過去・現在・未来を占ってくれるものです。

冒頭のカラーグラス。他に何色かのツートーンカラーグラスはすべて壊れてしまったが、一番お気に入りの一品だけが割れずに残った。そこに因縁を感じている。

色に対する反応は皆夫々まちまちだが、我々の日々の仕事であるスタジオ撮影。現場で一番に取り組まねばならないのがバックグラウンドペーパーの色選択。つまり今日のお客様にはどんな色のバックを使って撮影するか、撮影者としてよく迷うものです。この方には真っ白のバックを用意しよう。この赤ちゃんにはピンク色のバックが似合いそう。ただお客様のコスチューム色だけを見て決めているわけではありません。そんなことを考えながら撮影の準備をするわけですが、この選択が結構難しい。地黒の方にピンクバックはタブーだし、お年寄りに黄色バックなどはもってのほか。そして当然各人には好きな色もある。お客様の気分によっても色に対する反応は変わってくる。

オーラソーマカラーボトルの中で107#ボトルのブルーが、割れずに残ったグラスに非常によく似ているので手に入れた。

冒頭の2色グラスの原産がいったいどこなのか不明ですが、そのコンビネーションに反応した自分を発見。いまも自宅に飾ってある。最近は紫に気持ちが向いているような。大嘗祭で見せてくれた2色の伝統色カラーハーモニーにとても感動しました。ツートーンカラーにはなにがしかのストーリーが隠されているのでしょう。

(※1)1983年、イギリスの女性ヴィッキー・ウォールによって創始された、カラーセラピー手法の一つ。日本では、1995年頃から一般的に利用されるようになった。上下2層に分かれた100本以上のカラーボトル中から直感で3本を選び、そのボトルから、心理状態、才能、未来の可能性などを知る手法。人間界(色彩)・植物界・鉱物界の3つの要素を持っている。


© 2024 阿部写真館 徳島本店,大阪本町靭公園前店,茨城プレイアトレ土浦店