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🔳『般若心経』を翻訳してみた

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四国に住むものとして、この呪文のような260文字を少しでも理解できればと思い、

30年以上前に翻訳に挑戦したものです。

ここでありがたいお経に不敬を働くつもりは毛頭ありません。お許しください。

まあこれは呪文みたいなものです 。ブッダと弟子の問答です。

お断りしておきますが、何冊かの仏教書を参考に以下は全て私の独断からなる解釈です。

………………………………

(訳文-I-)

あなたの眼に写るものは、すべて実体もないまぼろし

あると思うな

でも無いとも思うな

じゃあどうしたらいいの?

そーだなあ

今ここであなたが感じるすべてが

幸福感に包まれていれば

それでよろしいんじゃないの

でもそれを求めてるとしたら

永遠に手に入らないよ

合掌

........................................

とまあこんな感じ。

そもそも生きていることはストレスという荷物を担ぎながら歩き続けることに似ています。ふと気付けば悩み、葛藤が頭の中をグルグルと巡っています。仕事や人間関係などで頭がいっぱい――そんな経験はありませんか?

どうせなら、楽しいこと、好きなこと、リラックスできることを思い浮かべる癖をつけましょう。ストレスになることが頭に思い浮かんできたら「よくないことを思い浮かべているな」と気付き、楽しいこと、好きなこと、リラックスできることだけを思い浮かべてください。

次に文脈に即した直訳です。

『般若心経』(訳文-II-) 

これは優れた広大な彼岸へ行き着くための般若心経の教えです

観世音菩薩はまず深き「般若波羅蜜多」を行ずるのです

観音菩薩は全てのものに変化し

全ての人間を救うために誓願を建てています

彼は人間の煩悩を生み出す五つの要素を寄せ付けなければ

何も起こらないということが分かったのです

だからよく聞いて欲しい

全ての苦しみ災難を持つ一切の人間を救い上げようと

挑む仏の弟子達よ!

目に映る現象は元々自分の外側にあるのもの

それを有ると思ってはいけません

その一切の現象界はもともと幻想なのです

目に映るだけであって本当は何もないのです

人間の心というのは変幻自在にどうにでもなっていきます

「色・受・想・行・識」どれをとっても

バラバラになったら何もないのです

その何もないところが「空」と理解してください

仏の弟子達よ!

天地宇宙を司っている理法

その理法によって支えられている森羅万象

これみな存在もしない「空」の姿を持っているのです

本当の仏の生命はこの世には現れないために

みなすべて生ずることも滅することもない

また汚れもしないし清らかということでもない

或いは増すこともなければ減ることもない

これ故に「空」の中には一切の現象はないのです

その世界では「色・受・想・行・識」は

まったく自由でそれぞれが結びつくこともない

「耳・眼・鼻・舌・身」そしてそういうものを背後で支配している意識

これらも結び合わなければ本来何もないも同然

例えるなら意識しなかったら眼があっても観ることは出来ない

耳は聞くことは出来ても全てを聴いているわけではない

「色・声・香・味・食・法」がそれぞれに

「眼・耳・鼻・舌・身・意」と縁じ合わなければ

「眼」が「色」を観ることもなければ

「耳」が「声」を聴くこともない

迷い、悩み、煩悩など

これらから逃れるためには人間の覚悟の一心が必要なのです

不生不滅の仏の生命を生き死にしているという一事に徹すれば

生まれるということに執着もしないし

死ぬということがそんなに厭み嫌うべき事でもなくなるではないか

不生不滅の法身には生き死にの沙汰がないのです

執着心を捨て去れば真の苦しみのない世界に入ることが出来ます

だからといって釈尊の教えにも執着してはいけないのです

人の最高の知恵を極めたところが

実は「無智」なのです

「悟り」というものを得た途端

それは本当の「悟り」ではなくなるのです

だから直ちにそれは捨てよ

本来の「悟り」には智慧もなく

手にすることの出来ない「虚空」のようなものであって

そこから何も生まれるものではない

「悟り」の世界からこの世に現れてくる菩薩は

「布施・戒め・忍辱・精進・禅定・智慧」の六行を修行することによって

「般若智彗」の世界に入ることが出来るのです

そこに至り心は極めて自由で大自在な世界を得るのです

自在の心を持てば恐怖はなくなるでしょう

有りもしないものを有るものと思って執着する

しかし無いと思っているものが実は真実なのです

事実でないことを事実と思っている

世俗の世界ではあらゆるものを逆転の方向で捉えて

思い悩み執着するばかり

だから自在の心を持ち絶対恐怖を遠ざけよう

それによって初めて「涅槃」(※1)を完成させることが出来るのです

過去、現在、未来

それぞれの世界に各々の仏がいます

その般若の智慧に目覚めた人達がいるのです

彼らはなぜ仏になれたかというと

それは実に今述べた「般若波羅蜜多」によるのです

「六波羅蜜」を行じているからこそ

無上の正しい悟りを得ることが出来たのです

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文末の「ぎゃていぎゃてい・・・」はサンスクリットの呪文で翻訳が不可能である。

※参考文献 山田無文「般若心経」

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