「歩く」

古武道の教える歩き方は、頭の上下を禁じる。膝を軽く曲げ頭部と丹田を揺らさずに進む。端から見ていると不格好きわまりないが。だから袴姿が似合うのだろう。

ところで歩く行為は脳を活性化させる。そして二宮金次郎の「読書ながら歩行」に象徴されるように五感が研ぎ澄まされるようだ。空を見上げながら進めば 感じる力がアップし、 瞑想状態になるかも。山頭火のように詩作=思索を実感できるかも知れない。

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