8年ほど前に発売された画期的な屋根付きスクーター<ADIVA AD-200>。しばらく通勤に使っていたが、少排気量200ccで車体重量が230kgもあった。大型バイクほどの重量で、取り回しは大変だった。そんな仕様だからADIVAの人気は上がらず、現在は二輪に戻りEV化されている。
そこに登場したのが<ヤマハ・トリシティ125>。これはけっこう街中で走っている。その走行性能、ブレーキの安定性など、現在はヤマハの独壇場のようだ。屋根付きのオプションパーツの販売も盛んで確実に市場を育ててきた。
1970年代に比べれば二輪市場は1/10に縮小したが、ここへきてブームが再燃している。4輪車は運転支援、自動運転にシフトしてゆく。だからこそ自由を求めようというムーブメントが起こっている。