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木工作家 本郷一平作品
2019年の作品「剣」。正式な作品名は記憶が飛んでしまった。あまりに衝撃的なものを見てしまったから。剣で貫かれた物体には純金箔が施してある。 どう見ても自らの脳みそを剣で突き上げたように見える。 その ...
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日本の壁シリーズⅣ
旧大阪厚生年金会館のレンガ壁。写した当時は写真が面白くて、大阪の夜の街並みを彷徨っていた。現在この建物は建て替えられている。 撮影に使ったカメラは、当時梅田の中古カメラ専門店で見つけたNIKON-F。 ...
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福島を思う
福島県は日本でも有数の肥沃な土地。そして県民性は決して「曲げない」真面目さか。 2014年に福島第一原発を沖合1Kmから眺めた。 あのとき、さすがに写真にはできず船上からそっと合掌した。 東北新幹線車 ...
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関西セミナーハウス
この山荘の正式名称はセミナーハウスのあとに「修学院きらら山荘」が付く。大正時代のモダニズム建築を保存して後世に残す目的で、(財)日本クリスチャン・アカデミーが運営している。日本庭園に能舞台があり、予約 ...
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一休宗純禅師
「一休」、「良寛」、「鈴木正三」、「白隠禅師」。臨済禅の大御所たちの伝記、評論集。 一休伝だけで400ページの力作。水上勉(故人)の全集18巻目に600ページ近くを使って描かれている。昭和50年の著作 ...
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「道は修行を要せぬものなり」
表題の「道・・・」は(さとり)と読む。 水上勉著「一休」を読み進めていて、こんな記述に出会った。修行中の一休と尊師謙翁の禅問答の場面に目が止まった。 「道はただ自己を汚さぬことなり」 「何が汚れかと問 ...
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好きな映画は
ジュゼッペ・トルナトーレ監督のこれ、"Nuovo Cinema Paradiso"。1989年公開。 僕は監督の描きたかった完全版を手に入れた。これは3時間を超える長編になっている。一方、劇場版は2時 ...
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一番好きなカメラは
迷うことなく"コンタックスG-2"。性能的には今のカメラと比べ物にならないほど動作が遅く、その意味ではオススメできないが、(写真している)という実感を提供してくれる。これほど作り込まれた金属の塊を感じ ...
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ウクライナの今
ここに1点の写真を掲げたが、まずはよく見てほしい。ウクライナの上空はロシアの侵攻が始まって以来飛行禁止区域になっていることが見てとれる。 侵攻が始まった当初はウクライナ上空の機影が、まるで蜂の巣を突い ...
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日本の壁シリーズ
一気に4点の写真を掲げました。 1〜3までは1976年に撮影したもの。こうした素材はしっかり大型のカメラで撮り直したいが、今となっては叶わない夢。 壁には人の営みが刻まれているが、いつか崩れ去っていく ...