田中英道先生の最新著作です。育鵬社刊 2019.12.19
柳田國男・折口信夫、そしてその弟子が田中英道先生(現日本国史学会会長)です。氏の論説は日本歴史学会から異端扱いされていると思います。
歴史認識がG.H.Q.の占領政策に合致していないばかりか、世界四大文明のウソを見抜いてしまっており、三内丸山古墳から日本の縄文期が一万年以上前から続いていることを発見したものだから、旧来の学説を唱える勢力にとってみれば、氏は邪魔者にほかならない。まず前提として強く申し述べたいのは、いつの時代も歴史は勝者と強者によって書かれる。日本は敗戦国であることの悲哀を知っておかねばならない。
ご著書に描かれている内容の要点だけ、以下にご紹介します。
- 神武天皇より古い時代を解き明かした
- 邪馬台国はなかった。その理由は神社の痕跡がないから
- 縄文時代は16500年続いた 。三内丸山遺跡にその痕跡を発見
- 日本の縄文遺跡が朝鮮、中国で発見された。つまり日本の文明が先にあった
- 三大神宮としての鹿島神社(茨城)の意味
- 香取神社(千葉)の意味
- 伊勢神宮は天照大神。これを守る武神たちが鹿島と香取
- 神社にはそもそも社(やしろ)はなかった。仏教の影響で後から建てたもの
- 「日の本」とは関東のこと
まだご紹介したいことはたくさんあるが、ぜひご一読ください。日本が大好きになります。